官僚から都道府県知事へ

京都大学のカレッジカラーは濃青で、東京大学のカレッジカラーは淡青のライトブルーになっています。カレッジカラーの色の由来は、かつて東京大学ボート部が京都大学とボート競技対抗戦を行ったときに、乗るボートをクジで決めたことからカレッジカラーとなりました。

東京帝国大学時代から各学部の独立性がとても大きかった名残は同窓会に現れています。そして、学部ことにカレッジカラーもあります。東京大学の同窓会組織は、各学部そして各学科ごとに同窓会が分立しています。「東京大学」としての全学的な同窓会連合組織ももちろんありますが(「赤門学友会」「東京大学同窓会連合会」)、卒業生は各学部ごとの同窓会であったり全学的な同窓会に加入することが出来ます。

学部ごとのカレッジカラー

  • 法学部 ・・・ 緑色(学生自治会の通称もカラーにちなんで「緑会」です)
  • 医学部 ・・・ 赤色(医学部医学科の同窓会は「鉄門倶楽部」で、医学部健康科学・看護学科の同窓会は「東京大学保険学同窓会」です)
  • 工学部 ・・・ 白色(工学部の同窓会は「東京大学工学部丁友会」です)
  • 理学部 ・・・ 樺色(「東大数学同窓会」「理学部数学科、数理科学研究科」が理学部の同窓会にあります)
  • 農学部 ・・・ 紫色(同窓会には「東京大学紫工会」や水産学の「紫水会」林産学・生物材料化学「東京大学林産学・生物材料科学同窓会」などがあります)
  • 経済学部 ・・・青色(経済学部の同窓会は「東京大学経友会」です)
  • 薬学部 ・・・臙脂色(薬学部の同窓会は「東京大学薬友会」です)
  • 教養学部文科 ・・・黒色(「駒場友の会」「東京大学教養学部基礎科学科同窓会」などがあります)
  • 教養学部理科 ・・・ 黄色(「東大科哲の会」があります)
  • 教育学部 ・・・ 橙色

官僚から知事も多い

東京大学出身の学者はもちろん大勢いらしゃって当然ですが、官僚から国会へ行く人もいれば官僚から地方首長を選んだ人も大勢いらっしゃいます。議員になってから地方首長になる方もいらっしゃいますが、官僚から知事になってる人がとにかく多いことに驚きます。

東大出身者の都道府県知事

  • 荒井正吾:奈良県知事・・・元海上保安庁長官で参議院議員を経てから、奈良県知事へ。奈良県知事当選回数2回。
  • 飯泉嘉門:徳島県知事・・・元自治省官僚で、大阪府池田市出身。徳島県へ自治省のときに出向したことあり。徳島県知事選挙当選回数3回。
  • 石井隆一:富山県知事・・・元・自治総務官僚で、元消防庁長官も勤める。富山県知事選挙当選回数3回。
  • 石井正弘:元岡山県知事・・・元建設省官僚で、建設大臣官房審議官まどを務める。岡山県知事選挙には当選回数4回で、その後岡山選挙区で参議院で当選。
  • 石川嘉延:前静岡県知事・・・元自治省官僚。静岡県知事選挙で当選回数4回。
  • 井戸敏三:兵庫県知事・・・元自治省官僚。兵庫県知事選挙で当選回数4回。
  • 伊藤祐一郎:鹿児島県知事・・元総務省官僚。鹿児島県知事選挙で当選回数3回。
  • 尾崎正直:高知県知事・・・元大蔵省官僚。高知県知事選挙で当選回数2回。大阪府知事に橋下氏が就任するまで全国最年少知事。
  • 加戸守行:前愛媛県知事・・・元文部官僚。愛媛県知事当選回数3回。全国の都道府県知事の中で唯一の旧文部省出身者。
  • 達増拓也:前岩手県知事・・・元外務官僚。衆議院議員では4期務める。岩手県知事は第7代目で当選回数は2回。
  • 仲井眞弘多:沖縄県知事・・・元通産官僚。沖縄県知事選挙で当選回数2回。
  • 二井関成:山口県知事・・・元自治省官僚。山口県知事選挙で当選回数4回。
  • 仁坂吉伸:和歌山県知事・・・元経済産業省官僚。東大紛争で入学試験がなかったため京都大学へ入学するも、東大へ転学。和歌山県知事選挙で当選回数2回。
  • 橋本昌:茨城県知事・・・元自治省官僚。茨城県知事選挙では、当選回数6回と最多選者。
  • 平井伸治:鳥取県知事・・・元自治官僚。鳥取県知事選挙では、当選回数2回。
  • 広瀬勝貞:大分県知事・・・元通産・経済産業官僚。大分県知事選挙では、当選回数3回。
  • 古川康:佐賀県知事・・・元自治省官僚。佐賀県知事選挙で当選回数3回。
  • 古田肇:岐阜県知事・・・元通産・経済産業省官僚。岐阜県知事選挙で当選回数3回。
  • 真鍋武紀:元香川県知事・・・元農林水産省官僚。香川県知事選挙で当選回数3回。任期満了で引退。
  • 溝口善兵衛:島根県知事・・・元大蔵省官僚。島根県知事選挙で当選回数2回。財務官の時に、急激な円高を抑制するために大規模介入を主導したことから「ミスター・ドル」と呼ばれた。
  • 三村申吾:青森県知事・・・青森2区で衆議院議員として1期務めその後青森県知事へ出馬。当選回数3回。)
  • 三浦義男:元宮城県知事・・・元運輸省官僚、参議院として1期つとめて宮城県知事となる。当選回数2回。
  • 村井仁:元長野県知事・・・元通産官僚。衆議院議員として当選回数6回。前田中康夫知事を破って長野県知事に就任して1期務める。
  • 山田啓二:京都府知事・・・元自治省官僚。京都府知事として当選回数4回。全国知事会会長などを務める。
  • 横内正明:山梨県知事・・・元建設官僚。衆議院議員では当選回数3回。その後山梨県知事選挙へ出馬して当選。当選回数2回。